沖縄県立開邦高校で5月17日、明治大学研究?知财戦略机构 先端数理科学インスティテュート(MIMS)の杉原厚吉研究特別教授による特別授業が開催され、同校の学術探究科2年生、約200名が受講しました。
この取り组みは、最先端の研究者の授业を高校生が体験する「明治大学特别授业」として、例年全国の高校で実施しているものです。
杉原研究特别教授は、ロボットの目を开発する研究の中で、「不可能図形」と呼ばれるだまし絵を立体化して「不可能立体」を作る手法を発见。授业では、なぜ「不可能立体」が「可能」になるのかを解説しました。
「私たちが目で见たモノの情报は、実は奥行きのない平面の画像なのです。この画像から立体を知见できるのは、脳が奥行きを想像しているからです。この想像という部分が重要で、脳が平面の画像から奥行きを想像する过程は、数式で表すことができます。」
杉原研究特别教授は、この数式を利用して、脳が実际とは异なる形を想像してしまう「错视」の仕组みを説明。実际に作り出した不可能立体と、错视が起こる仕组みを次々に绍介しました。
立体错视の世界を探究し続けてきた杉原研究特别教授は、授业の最后に次のように语りかけました。&苍产蝉辫;
「実はいちばん难しいのは、自身が本当に解き明かしたい『问い』を见つけることです。私自身も、研究生活の中で、そのような问いを见つけるのに20年かかりました。问いを见つけることができたら、あとは解决するまで取り组むだけ。皆さんも、自分だけの问いを、焦らず、じっくり探してみてください。」
参加した学术探究科の生徒からは、「今日の授业で、身近な问题でも深く掘り下げると面白くなることがわかりました」「探究する姿势について深く考えさせられました」といった感想が寄せられ、视野の広がりや大学の学びへの関心を高めてもらえる有意义な机会となりました。
講義の採録は2022年6月18日(土)の琉球新報 朝刊で掲載されました