2026年02月03日
国际日本学実践科目の履修生が东日本旅客鉄道株式会社本社を访问しました
2026年01月15日
明治大学 国际日本学部
2025年度秋学期の「国际日本学実践科目顿」では、日本の资本主义、公司経営の特徴を浮かび上がらせるプロジェクト型の学习を进めています。そのため东京都内に所在する公司本社を访问しレクチャーを受ける学外実习を5回、设けることにしました。
履修生は事前に各社の経営戦略やその実现の方策などについて学习を重ね、様々な视点から质问を行えるようにしています。
その3回目は、东京渋谷区に本社を构える东日本旅客鉄道株式会社でした。11月25日の午前、同社の人财戦略部をお访ねし、人材育成ユニットマネージャーの坂本泰さんらより、同社におけるキャリア形成を中心にお话を伺い质疑を行いました。
东日本旅客鉄道は1987年4月1日、日本国有鉄道の分割民営化に伴い発足した日本最大の旅客鉄道会社です。1990年には、中期ビジョン「贵鲍罢鲍搁贰21」に基づいて、自主自立経営の确立と安定した経営の基盘づくりと21世纪を切り拓く鉄道を中心とした総合生活サービス公司の创造をめざすという目标を掲げ、1993年10月には早くも株式上场を果たしました。
现在では、鉄道をはじめとする运输事业に加えて流通?サービス事业、不动产?ホテル事业、厂耻颈肠补?金融事业、さらには海外鉄道事业などその他事业の4本柱で业绩を伸ばしています。现在の社员数は约4万4千人ですが、グループ连结では7万人が働いており、営业収益は2024年度、2兆9千亿に迫り、31年度には4兆円、34年度には5兆円を目指すという巨大な公司です。
同社は、本年7月、グループ経営ビジョン「勇翔2034」の公表し、「主役であるグループ社員の新しいチャレンジにより、これまでの当たり前を超え、鉄道を中心としたモビリティと生活ソリューションの二軸で支える強靭な経営構造の構築」をめざしています。鉄道を中心としたモビリティと生活ソリューションのそれぞれを強化していくとともに、TAKANAWAGATEWAY CITY開発に象徴される、二軸を持つ強みをビジネス化するということです。
そのために重要なのがライフスタイル?ソリューション(LX)であり、その実现のためグループ全体で、「グループ社员の働きがいと成长の実感」「すべての人にとっての安心」「技术力の深化」「ヒト起点のマーケットイン」「「シナジー(融合と连携)」を掲げていますが、社员のやりがいを高めて、お客様の期待を超える事业を构想していることが窥われます。
当日はまず、人財育成ユニットの川上秀洋さんと関川雅文さん、JR東日本パーソナルサービス?ヒューマンリソース事業本部の荘司健悟さんから、様々なお話を伺いました。川上さんと荘司さんは明治大学の卒業生です。川上さんは20年前に経営学部を卒業後、水戸支社に勤務、駅員や車掌、運転士を経験したのち採用や人財戦略のお仕事に就かれました。また荘司さんは10年前に情报コミュニケーション学部を卒業し、現場では車掌を経験したのち営業部門で働き、現在、グループ会社に出向して、本社の採用などを担当しておられます。
お二人とも现场を経験した后にご自身の希望を踏まえた异动によりキャリアを筑いてこられましたが、东日本旅客鉄道では社员の数だけキャリアパスがあるといわれるほど社员の意思が认められており、それが社员のモチベーションを高めているということでした。
具体的には、総合职のほか、地域総合职やジョブ型のキャリアの入口を用意し、キャリア形成は仕事を通じて自己実现をサポート、社员それぞれのキャリアデザインを尊重しているとのことであり、「自分の未来は自分で切り拓いていくことができるし、そのためにクリアでかつオープンなキャリア形成制度を用意されている」というお话が印象的でした。
そのあと、マネージャーの坂本さんが加わり、さらに质疑を进めていきました。坂本さんは国鉄改革から6年ほど経った1996年入社、上野駅员を皮切りに山手线の车掌、ビューカード関连业务、田畑駅の助役などを経験したのち、人事部门に落ち着き、20年以上、人事関连のお仕事をされている方です。
当日参加した履修生は8名でしたが、坂本さんにはエリア内での地域产业の支援(例:青森県のリンゴを用いたシードルつくり?贩売、6次产业化の推进)、新干线を使った特产物の输送、厂耻颈肠补事业のルネッサンス(送金机能の付加など)、社员の心をまとめる野球チームの强化などを履修生からの质问に応えるかたちでお话いただきました。
坂本さんのお话で印象的だったのは、「自分が好きな仕事、やりたい仕事と适性は异なる。私の适性は人事だったが、人事は社员がお客さんであり、その人の人生を左右してしまいかねない怖さがある」「人事担当者にはコミュニケーション能力や人に対する爱情が必要であり、人间性と経験で取り组んでいくほかない」「20代?30代はじめの経験がとても重要であって、様々な経験を通じ知见を积むことにより、その后にキャリアに活きてくる。その年代で面倒くさいことから逃げないようすることが大切である」などのお话でした。
今回参加した履修生の中には、将来公司において人事の仕事に就きたいと考えていた者もいましたが、まずは现场を経験しそこでの経験が责任の重い人事という仕事につながっていることが理解できたように思います。
兼任講師 井上 洋
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